はじめまして。ムツミ印刷・工務部のTと申します。
私がムツミ印刷にて入って「学んだこと」や「業界の移り変わり」「印刷のトラブル・対処」など当時のノートを元に書いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。
さて、初めての記事は「ムツミ印刷に入って1番初めに習ったこと」についてです。印刷屋さんが必ず使う物。いくつかありますが1番はやはり「紙」です。これがなければ仕事になりません!
この「紙」について初めに教えられた事は「紙目」です!紙目?当時の私は当然ピンとくるはずもないのですが、上司の方が実際に紙を用いて説明してくれました。紙を実際に破ってみるとこんな感じです。
工務の独り言
2020年5月11日
印刷屋さんに入社して1番初めに習ったこと
テーマ : 工務の独り言
如何でしょう?これは同じ紙を「向きを変えて破った」結果です。
破り方は単純に手動です。ぎりぎり破れる程度の力しか入れていません!左側は直線的に破れて、切り口も綺麗です。一方、右側は蛇行し、切り口も汚いです。この紙は左側の「綺麗に破れている方向に紙目が通っている」という事です。この紙目が後に製品化された際、あらゆる影響を及ぼします。例えば二つ折りのラベルの折り部分がシワになって汚い。折りが歪んでいる。パッケージの強度が弱く感じるなどなど。
でもご安心ください!ムツミ印刷ではお客様から頂いたお仕事に対して、紙目のご指定がなくても、商品によって適切な紙目を選定致します。
破り方は単純に手動です。ぎりぎり破れる程度の力しか入れていません!左側は直線的に破れて、切り口も綺麗です。一方、右側は蛇行し、切り口も汚いです。この紙は左側の「綺麗に破れている方向に紙目が通っている」という事です。この紙目が後に製品化された際、あらゆる影響を及ぼします。例えば二つ折りのラベルの折り部分がシワになって汚い。折りが歪んでいる。パッケージの強度が弱く感じるなどなど。
でもご安心ください!ムツミ印刷ではお客様から頂いたお仕事に対して、紙目のご指定がなくても、商品によって適切な紙目を選定致します。